お客様の声:澤淳工業所 様(プレスブレーキ、コーナーシャーを導入)

澤井ご夫妻



澤淳工業所 様は、宮城県気仙沼市にて船舶器具や水産加工設備の制作・修理などを主として業務を行っている。2011年の東日本大震災により被災し業務を続けることが困難な時期もあったが、復興に向けての歩みを止めてはいない。今回、取り引きをさせていただくご縁に恵まれ、現状と今後の方向性について代表の澤井様と奥様にお聞きした。

澤淳工業所 看板

会社概要

御社の概要についてお聞かせください。

気仙沼は漁業や養殖業が盛んです。そのため、船舶漁業設備など艤装の設計や製作、修理を行う仕事を行っています。また、水揚げや養殖された水産物を加工する工場も多く、その加工設備も制作しております。
制作・納品してからも、修理などのメンテナンスのお話につながることが多く、「喜んでもらっているな」と実感することができるため、やりがいがあります。

仕事への姿勢

仕事において、最も大切にしていることは?

図面に表れないもの・図面にしていないものをお客様と相談しながら作り上げることが求められます。そのため、何度も足を運び必要となることを洗い出し、形にすることを心掛けています。「すぐやる」「コストを下げる」を自分のモットーとして大切にしています。


澤淳工業所 澤井氏

「人とのつながり」を大切にしているそうですね。

震災があり、いろいろなことがありました。私たちは生き残りましたが、知り合いなども含め多くの方とお別れすることとなりました。現在、仕事をして生きていられるのも運が良かったのかもしれません。
「澤淳さん、ここを直してほしいのだけど」「澤淳さん、これを作ってほしい」と声をかけていただき、前を向いて必死にお客様からのご要望に応えてきました。加工するための機械が手元になく、お客様の希望に沿うことができなかった時期もありました。「機械を探さねば・・・」と困っていた時に、メカニーの鳥居さんに手伝っていただき、設備を整えることができました。
最初は、気仙沼から2トントラックで、日曜日にも関わらず滋賀のマシンセンターまでお邪魔してバンドソーを購入しました。また仕事とは関係なかったですが、2槽式の洗濯機を買って帰る必要があり、鳥居さんがリサイクルショップを探してくれ、本当に助かりました。
多くの方々に助けていただき、今があると思っています。


澤淳工業所 奥様

新規機械導入の契機

もともと、弊社をお知りになったきっかけは?

インターネットで今まで使っていた機械を同じものを探していた時に、メカニーさんを見つけました。他の会社でも同じものがあったのですが、程度が良さそうだったので連絡いたしました。

なぜバンドソーやプレスブレーキ、コーナーシャーを導入しようと思われましたか?

地震と津波により設備がなくなり、「切る」「曲げる」など基本的な業務を行うことができなくなっていました。お客様も困っておられ、「まずは設備を揃えねば」という緊急の理由から導入いたしました。


納品機械バンドソー納品実績プレスブレーキ

新しい機械を導入して、どのようなメリットがありましたか?

「まずはここから」というスタート地点に立つことができました。困っておられたお客様の依頼にも対応することができるようになったことがうれしかったです。状態もよかったため、思った精度を出すことができているので助かります。

今後、伸ばしていきたい業務は?

船舶用・水産加工用などの設備だけでなく、板金加工の業務も行っていきたいと考えています。現在は、人手が足りず、新しい工夫や製品を研究する時間が取れない状況ですが、復興のためには業務の幅を広げていくことが必要になってきます。気仙沼での製造業を絶やさないようにしていきたいです。

弊社への評価

弊社から機械を購入していただき、良かった点は?

担当の鳥居さんが信頼できます。一番最初に購入した2011年5月の時は本当に助かりました。お邪魔したのが日曜日でしたが、笑顔で対応してくれました。
今までお聞きした質問には全て対応してくれており、「機械のことで何かあれば→鳥居さん」「機械のことで困ったら→鳥居さん」と気軽に電話させてもらっています。


澤井社長と担当鳥居の打ち合わせ風景被災した工場跡地にて

今後、弊社への期待は?

もう少し時間がかかるかもしれませんが、工場を復活させる予定です。その際には、また相談にのっていただきたいです。できれば、もっと近くにメカニーの支店を作っていただけるとうれしいです。


今後の見通しについての説明

担当者より

製造業の復活をお手伝いしたいと感じます。

実際に、気仙沼の漁港の近くまで案内していただきました。左下写真は、道路をはさんですぐに海が広がっています。右下の写真は、被災する前に工場があった場所です。お隣の建物には、いまだに大きな穴が空いています。津波が来た際には、土手の上の民家のあたりに登って逃げ、身を守ることしかできなかったそうです。目の前を漁船が通っていき、過酷な現実が広がったそうです。
そのような体験をしながらも、製造業の灯を消すまいと努力される澤淳工業所さんには、お手伝いさせていただきたいと強く感じます。奥様のお話を聞いていて、「仕事とは何か」「生きていることに感謝する」ということを改めて教えていただいたような気がします。


海岸沿いを走る港近くの道路工場跡地と隣接会社社屋に残った爪あと

澤淳工業所へのお問い合わせは?

依頼したい業務や相談したいことなどがありましたら、077-547-2644(担当:メカニー 鳥居)までお電話いただきたいと存じます。一度弊社でヒアリングさせていただきまして、先方にご連絡させていただきます。

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