レーザー加工機、
ストッカー等の付帯設備
納入事例
今回は、三菱電機製 レーザー加工機 ML3015HVⅡP-40CF-R及びストッカー等付帯設備を、弊社滋賀マシンセンターより三重県のお客様まで納入いたしました。
当日は、①機械の納入②場内レイアウト変更③下取り機械の引取という3つの複合作業をこなすことになります。そのため、下取り機械の分解手配やレイアウト変更の順序の検討など、事前に入念に現場下見と打ち合わせを重ねました。
また、据付予定の工場の天井高さに余裕がなかったので、ストッカーの組付け方法についても、お客様、重量屋さんと共に打合せし、実現可能な方法を協議し当日に備えました。
工場への搬入
レイアウト変更で、納入場所と搬入経路を確保
大型トラック5台分の機械を慎重にレッカー車で降ろしていきます。工場内ではレッカー作業ができないので、表で降ろし、横引きで工場内へ搬入していきます。
納入日の前日、事前に下取り機械の引取及びレイアウト変更を行いました。まずは機械を搬出し、空いたスペースを活用しつつレイアウトを変更していきます。
この日の16:00頃にはレイアウト変更まで終え、納入場所と搬入経路を確保することができました。そのため、納品当日は機械をスムーズに工場内へ搬入することができました。
組付けの様子
芯を出すのがエンジニアの腕の見せ所
今回納入した機械は8段パレットが3分割されているもので、高さの制限のある場所での組付けは一苦労です。熟練の重量屋さんの手で一つ一つ組まれていきます。
そびえ立つように組まれたストッカーを固定し、レーザー加工機本体と接続します。この際に、パレットの出入りがまっすぐ行われるようにストッカーと本体の芯を出すのがエンジニアの腕の見せ所です。
据付・試運転
機械を据え付けて試運転を行います。
工場のどこの部分にレーザー加工機を置き、ストッカーの向きを考えながらの配置となります。仕事の段取りなども考えながらの設置作業となりました。微調整を繰り返しながら据付を完了させ、後日機械の試運転に伺うことになりました。