メンテナンス事例 MAINTENANCE CASE

電源の接続間違い(相間違い)による機械の動作不良

メンテナンス事例/シャーリング

状況と対応

当社で対応した事例ですが、他の全ての機械に当てはまるわけではありません。参考程度にお読みください。

  1. 状況 1

    購入したシャーリングが動かない!

    対応

    原因は、電源の一次側配線の接続間違いでした。
    写真②電源上部のRSTが黒・白・赤となっているのが、動作不良の原因です。
    正しくは赤・白・黒(写真③)です。

    対応

    工場によって、入力している線の順番が、赤・白・黒で正相となる場合と、黒・白・赤で正相となる場合があります。

    対応

    正しい接続方法かどうかを見分けるには、モーターの動作方向を確認する必要があります(写真④)。モーターが矢印方向に動く状態が正常です。
    これを確認しないと、動作不良が起こる可能性や、油圧ポンプが逆回転となるため吸込/排出も正常に動作しなくなり、機械自体が動かなくなることもあります。