メンテナンス事例/レーザー加工機
ミクロジョイント部が外れてしまう症状など
当社で対応した事例ですが、他の全ての機械に当てはまるわけではありません。参考程度にお読みください
-
-
状況 1
①レーザー加工中に、ミクロジョイント部が外れて製品の下にもぐってしまうことがある
-
対応
状況を確認して推測される原因としては、カッティングプレートのエアーでの上下動作不良が考えられ、またテーブルの変形も影響していると思われます。そのため、フリーベアプレート及びフリーベアを交換しました。また、Oリング、エアーホース、ニップル交換後動作確認を行いました。
その他、サイクルローダーにおいて、製品素材を吸着のため加工した際、材料無しアラームが時々発生していたためセンサーの誤作動と考えられましたので、該当部の清掃を行いました。
-
状況 1
-
-
状況 2
②加工中、プレスモーター切れ、非常停止アラームとなる
-
対応
ドライブモーター不良が原因と考えられます。ドライブモーター交換後、Vベルトのテンション調整、サーマルリセットいたしました。その後、動作確認→上死点調整。*Vベルトについては予備で持っておいてください。
-
状況 2
-
-
状況 3
③ミラークリーニングのアラームメッセージがでる
-
対応
発振器内部ミラーの汚れが見られます。クリーニングにてアラームレベルよりは下回りましたが、交換が必要と思われます。
-
状況 3
-
-
状況 4
④APⅡ357側の原点復帰時、L-UL側のインターロックで、動作出来ない
-
対応
L-ULクランプの安全領域用近接スイッチが、外れていた為と思われます。近接スイッチをONさせて、安全領域である事を認識させ、動作確認いたしました。
-
状況 4